家族葬とはどんな葬儀スタイルなのか

家族葬は、家族などの身内だけの少人数で行う葬儀スタイルのことであり、最近は生前購入が都市部で主流になっていると言われています。従来の葬儀(一般葬)は身内だけでなく、会社関係者やご近所の人などさまざまな立場の方たちを呼んで行われるため規模が大きくなるのが普通でした。しかし家族葬の場合は、家族だけの数人程度から、親族や友人・知人を含めた30人程度という小規模に収まるのが大きな特徴になっていると言えるでしょう。
費用に関しては、従来の大規模な葬儀は200万円程度(全てを含めた費用)かかると言われていますが、家族葬はそれよりも3割程度安くすることが可能です。また最近では、家族葬用の葬儀場もあり、こじんまりとしたスペースで葬儀を行うことが可能となっています。こうした家族葬のような少人数のスタイルが増えてきた背景には、地域での付き合いが少なくなってきたことや、葬儀に対する価値観の変化などがあるということが言われています。